今回は「韓国伝統茶」
韓国伝統茶とは、朝鮮半島で伝統的に飲まれてきた飲料のこと。便宜的に『茶』と呼ばれているが、茶葉を使わない物も含まれる。
■伝統茶の種類
・オクスス(コーン)茶 - 大粒のトウモロコシを焙煎したもの。
・ユルム茶 - はと麦を焙煎したもの。
・ポリ(麦)茶 - 日本の麦茶とおなじ。
・ユジャ(柚子)茶 - 柚子と砂糖、蜂蜜を煮込んだものに湯を注して飲む。見た目はマーマレード状。茶というよりはホットレモネードのようなものである。
・テチュ茶 - ナツメの実と砂糖、蜂蜜を煮込んだものに湯を注して飲む。
・モクァ(木瓜)茶 - カリンの実と砂糖、蜂蜜を煮込んだものに湯を注して飲む。
・センガン(生姜)茶 - 生姜と砂糖、蜂蜜を煮込んだものに湯を注して飲む。
・ボルクル(蜂蜜)茶 - 蜂蜜をそのまま湯に溶かしたもの。「クル(蜜)茶」とも。
・インサム(人参)茶 - 高麗人参を煎じたもの。健康飲料。
・スサム(寿参)茶−高麗人参の6年ものだけを使った薬用茶。
・スンニュン(おこげ茶) - 炊飯器についたお焦げに湯を注して飲む。
・キョルミョンジャ(決明子)茶 - エビスグサの種を煎じたもの。
・トゥングルレ茶 - アマドコロの根を煎じたもの。
・オミジャ(五味子)茶- チョウセンゴミシの実を煎じたもの。茶は赤い色でほのかな甘みとさわやかな酸味がある。甘味、酸味、苦味、辛味、塩味の5つの味を感じるというので五味子の名がついた。
・ケーピ(桂皮)茶 - 肉桂(シナニッケイ、Cinnamomum aromaticum)の茶。
・クッカ(菊花)茶 −キクの花を煎じたお茶。
・メシル(梅実)茶 −ウメの実と糖分を煮つめたものをお湯に注いで飲む。
・サンスユ(山茱萸)茶−サンシュユの実エキスに甘みをつけたお茶。
・ヒョンミ(玄米)茶−焙煎した玄米の茶。
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私は雀舌茶(サッソル茶)をいただきましたが、日本の煎茶とは少し異なっていました。お茶菓子にユグアが出ておりました。韓国の方は、お茶よりもお水をいただかれる方が多いようです。
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